※本体内部のパーツを交換したり、加工を伴う事もありますので、自信のない方は挑戦しないで当店に依頼して下さい。
作業工賃はご相談ください。
写真はLC630です。本体フロントパネルは塗装されています。本当は全部塗りたいのですが、忙しくて途中になっています。
横に設置すると場所を取るため、縦に置いてあります。FDDやHDDは縦に置いても全く問題無く動作します。CD-ROMドライブを縦置きで使うには、縦置きに対応したトレーを装備したCD-ROMドライブに交換しなくてはいけませんが、新規で購入した場合、中古本体の値段よりも高いので、簡単に工作します。
縦置きへのステップ
縦に置いてしまうとCD-ROMドライブのトレーにCDがうまく収まりません。縦に置いた状態でCDを保持できるように、トレーに細工をします。必要な物は使用済みのテレホンカードとアロンアルファ、ハサミかカッターです。まず使用済みのテレかを適当な大きさに切って、ストッパーになる物を2個作ります。これをトレーの適当な位置にアロンアルファで接着します。接着剤の着け過ぎに注意しましょう。うまくCDが保持できるようにテレカを少し曲げてやると良いです。
LC630よりもずっと古い機種からFDDを移植するのも良いでしょう。FDDは古い機種の方が性能が良く、動作フィーリングもMac的です。
縦に置くと本体内の空気の流れが悪くなることも考えられますが、横に置いても壊れる時は壊れます。この際、気にしないでおきましょう。
内部設定記憶用バッテリーの消耗
本体内部には時計や各種設定を記憶しておくためのバッテリーが入っています。これが消耗すると起動するたびに時計を合わせなくてはいけなかったり、PRAMと呼ばれる設定の記憶エリアがリセットされてしまいます。使用できないことはありませんが、面倒なことになる前にバッテリーを交換した方が良いです。
参考商品 Apple 922-1262
普通に使う
元々普通に使えていたわけですから、無理さえしなければ今でも結構使えます。フロッピーのフォーマットや手持ちのCD-ROMのカタログ作り等、最新のメインマシンではもったいない作業には最適でしょう。
でもこれじゃあ面白くもなんともありません。
CD-Rデュプリケートマシンとして使う
Macの場合、かなり古いマシンでも使用可能です。SCSIが標準装備なので、ここにCD-Rドライブを接続してCDを焼きます。Win機には真似できませんね。CDを焼いている間はどんなマシンでも全く操作不能になります。一枚焼くだけならともかく、同じCDを量産したり、CD→CD-Rの場合にメインマシンを使用するのはとても効率が悪いです。
SCSI接続のドライブを探すのが大変かも知れませんが、これもまともに探していたのでは見つかりませんので、最初からジャンク狙いでいくか、オークションなどを利用すると良いでしょう。運良く、高性能ドライブが激安で入手できたらラッキーです。
特に音楽CDを焼く場合、古い低速ドライブは最近のドライブよりも性能の良い物が多く、音質の良いCD(エラーの少ない)を焼く事ができるものが多いのです。CDを焼くのに高い処理能力は必要ありません。むしろ、遅いマシンの確実に動作するSCSI(他の物がつながっていないのが望ましい)の方が、書き込みは安定していて失敗も少なくなります。LC575や630クラスの処理能力でも書き込みには十分です。内蔵のハードディスクだけ大きな物に変更しましょう。少なくともCD-Rの容量以上でなければいけません。
HDDはゴミになりかねない様な物でも構いません。当店の630は、不要になった800MBのIDEハードディスクを使用しています。普通なら使いみちが無いので不燃ゴミ行きです。
G3(B&W)、G4、iMac他用外付けフロッピディスクドライブとして使う
まず、ネットワークに接続する事。それもイーサネットが良いです。単独で使うよりも応用が効く謔、になります。LCスロットに対応したイーサネットカードがありますので、それを使ってパワーアップしましょう。もしスロットが空いていない場合は迷わず刺さっているカードを抜きましょう。今の時代、ネットワークよりも重要な物はありません。
参考商品 グリーンハウス「GH-ELM10/LC」手持ちのモニターが二系統入力に対応していれば、メインマシンと切り替えながら普通に使えます。LC575や588系ならモニター付きなのでそのまま使えます。
ネットワークの準備ができたら、フロッピーディスクをイメージファイルにしてFDD非搭載機種にネットワークコピーして利用します。イーサネットならFD一枚で10秒以内でコピーできます。イメージファイルはAppleのDisk Copy(無償)を使えば簡単に作れます。
参考URL Disk Copy(無償)
FAXの受信専用機
ファックス機能が付いたモデム(ほとんどが該当します)なら何でも良いので、これを用意して接続します。ファックス機能が使えれば、モデム自体は低速モデルで構いません。古いFAXソフトの入手の方が難しいかもしれませんが、LCシリーズでもMac OSの8.1までは動作しますので、8.1か7.6あたりを導入してFAXソフトも比較的新しいものを使ったほうが良いかもしれません。モデムからダウンロードしたファックスは、ビットマップデータなので印刷用のフォントは全く必要ありません。最小限のシステム構成でサクッと印刷しましょう。重要な資料だったり、再利用の可能性がある場合は、メインマシンにコピーすれば良いだけです。
マザーボード交換でパワーアップ
LC630系の筐体と5xxx系筐体のマザーボードはほぼ同仕様のものが使われています。Alchemyと呼ばれるマザーボードは一部電源の仕様に違いがあり、完全互換出はありませんが、大抵のモデルで簡単に交換する事ができます。ドライブ類もマウント形状が同じなので簡単にスワップできます。また、電源の仕様に関しては電源そのものも交換するか、ベースとなるマシンを入れ替える事で対応が可能です。
これにより 低速マシンからより高速なマシンのマザーボードと差し替えて簡単にパワーアップする事が可能です。
きれいに塗装なんかしちゃったりした筐体には愛着がわきますから、中身だけ交換するのがなかなか良いのです。最近では後期型のAlchemyもほとんど価値が無くただ同然で入手できます。何台か集めていいとこ取りをしても良いのではないでしょうか。また、Alchemy搭載機にはTVチューナーの付いたモデルも存在したため、これを入手すればTVの受信が可能です。リモコンが付属していたモデルもありますので、これも入手できればまんまTVに早変わり。ちなみに、店のLC630改も廃棄処分のマシンからTVチューナーを外して載せてあります。こっそりTVも見れちゃうお茶目なマシンになっています。なお、Alchemy改良型にgazelleというボードがあり、PF5500などに搭載されています。こちらは電源の仕様的に同型マザーボード搭載機種(LC630もOK)ならどれにでも搭載可能です。CPUのクロックも高く、バスも高速化されていますので、大きな高速化が望めます。また、ATIグラフィックチップを搭載しているためグラフィック表示能力が高く、前述のTV画面も表示カラーモードの変更をすることなく試聴可能です。
また、Gazelleには6500シリーズ用(日本未発売)のより高速化されたものがあり、もしそれが入手できたならかなり高速なLC630改となります。現在、店で稼働しているLC630改はPowerPC603evの275MHzで動作しています。
メモリをたくさん積んで(ジャンクから外して使用)、高速なHDD(こちらも引退ドライブを使用)を載せれば、体感的には初代iMac並。マザーボードが逝くまではがんばってもらおうかと思っています。
続く予定