録音方法による違い

レコーディングをすると言っても様々な方法があります。ここでは大まかに「一発録り」と「重ね録り」の特徴について説明します。

一発録り

一発録りとは、全員が一緒の空間で同時に演奏し、レコーディングを行うことです。
マイクは各パートそれぞれにマイクを立てるので、個別に音量や音質の調整ができますが、
どうしても他のパートの音が被って入ってしまいます。

例えば、4人バンド編成(ドラム・ベース・ギター・ボーカル)の場合、
ドラムのトップマイクにギターの音が、ボーカルマイクにギターの音が被るなどしてしまいます。
「被り」があると、音質の補正に制限がかかったり、特定のパートのみの録り直しが出来なくなってしまいます。
パーテーションを立てるなどして、ある程度の被りは軽減できますが、やはりゼロにすることは出来ません。

重ね録り

重ね録りとは、それぞれのパートが別々に(順番に)レコーディングを行うことです。
多くの場合、ドラム→ベース→ギター等のうわもの→ボーカルという順番が多いです。
クリック(メトロノーム)など、リズムの基準となるものをヘッドフォンでモニターしながらのレコーディングです。
一発録りのように他パートの音が被ることがないので※1音質の調整や、特定のパートの録り直しが自由にできます。
また、途中から録り直したり、特定の部分だけ録り直す「パンチイン・パンチアウト」もできます。

こう言ってしまうと、一発録りはあまり良くないと思われるかもしれませんが、
一発録りでしか得られないグルーヴや一体感があります。
メジャーアーティストの中にも一発録りにこだわってレコーディングをしている人もいます。
また、曲調やジャンルによっては一発録りの方が良いとされるものもあります。
例えばジャズは一発録りがベーシックな録音スタイルです。
そして、重ね録りよりも時間がかからないことがほとんどですので、金額を抑えることにもつながります
もちろん、ボーカルやギターソロだけを後から録るなど、特定のパート以外は一発録りで、という方法もあります。

それぞれにいいところがあり、なかなか悩ましいと思います。
Hal-Sonicでは、お客様にとってどういうレコーディング方法が適しているのか、綿密に打ち合わせをいたします。
レコーディングする曲の音楽ジャンル・曲調・演奏技術・レコーディングする目的、お客様の好きな音楽など、
様々なことをお聞きし、よりよい作品を作るため、全力でサポート致しますのでご安心下さい。

TEL:053-411-6000
MAIL:halsonic@sonicsystem.co.jp

※1 ドラムレコーディングは、バスドラム・スネア・ハイハット・タム・シンバルなどの個々の音を集音するために多くのマイクを使用します。
一発録り、重ね録りに関わらず、ドラムのマイク同士の「被り」は必ず伴うものです。

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ソニックシステム音響事業部ソニックス