国体観戦ついでにいろいろ

コメントする場合は投稿タイトルをクリックして単独記事表示の一番下からな

国体の観戦のために東京に来たわけだ。東京に来るのは結構久しぶり。
カミさんが友達と浅草で待ち合わせで、もんじゃ焼き食べて、その辺ブラブラして、船に乗ってお台場に行く(基本無計画)って事で、テキトーに付いて歩いて、公園の乗り場で出船を待っていたところ、東京大衆歌謡楽団の生演奏に遭遇。

いやー、これ良かったね。独特の雰囲気を持つ唄はサイコーだし、アコーディオンはメチャ上手い。
しばらく見入ってしまった。素晴らしいね。偶然であったが、これを生で見る事ができたのは運が良い。
東京大衆歌謡楽団 東京大衆歌謡楽団 唄 高島孝太郎 氏

んこみたいな巨大オブジェ トロピカルメロン トロメロと略されていた
「んこ」みたいな巨大オブジェとスカイツリー   船待ちの間にシブい喫茶店で飲んだトロピカルメロン

んこ、みたいな巨大オブジェは元々縦向きだったらしい。で、どう見ても「巨大んこ」ではないかって事で、横向きになったらしい。
本来は炎のイメージらしいが、色がなw サイズもサイズだし….設置する前に気がつくだろ、普通。

トロピカルメロンはトロメロと略されていたな。
ちなみにかき氷のメロンシロップを炭酸水で割っただけの飲み物である。
お花とパインが無ければ、かき氷シロップソーダ、情緒あふれる飲み物である。

この後、松本零士がデザインしたと言う船でお台場に行ったぞ。
松本零士デザインHIMIKO キャプテンハーロック コラボ ジェラート
暑かったんで、例によってアイス(ジェラートと言う食べ物らしい…アイスと何が違うのだ?)も食べたぞ。
お台場は、まあ普通だ。フジテレビの周りをやたら高級車が走っていたのを除けば、特筆するようなモンは何もなかったな。
道路が混みすぎでGT-R(現行のヤツな)がボーボー言ってるだけで徒歩の方がはるかに速いのには笑えたけどな。
何がおもしろくてあんな所に大勢の人がやってくるのか、良くわからない。
東京はのんびりできる所って無いんだなぁと思ったね。

味の素スタジアム
でかくて立派なスタジアム、とてもきれいだ。
味の素スタジアム
しかし、暑ぃ。10月なのにとにかく暑い。
でも、もう10月だからアイスやかき氷は売ってないんだよね。
暑いのには耐えるしかないようだ。
下の娘の100Hは予選の組み合わせがあまり良くなく、着順で決勝は絶望的だったんだが、ギリ、タイムで+2に入り決勝進出。
国体ではポイントによる総合争いが県別であるため、決勝に残れるかどうかは非常に重要なのだ。
決勝に残れないとポイントは0。総合争いに貢献できない。
静岡県の陸上勢は開催地の東京とトップ争いをする強豪県、優勝者も復数出ており決勝進出を逃すとかなり悲しい事になるわけ。
決勝はやっぱり8位だったけど、国体でリザルトを残せたら立派だよね。
2013国体 少年A女子100H決勝 2013国体 少年A女子100H決勝の表彰式
この決勝のおかげで大学の入学金とか免除になったし、親孝行な娘である。
同じ高校のチームメイトも実力通りの決走で400mで優勝したし、とりあえず良かったよ。

深沢ヤスリ店
ギターのナット構用のヤスリをオーダーするために、東上野にあるヤスリ屋さんに来た。
ここには日本に何人も居ない手作業でヤスリを作る職人が居る。
天気が良くて、ここからスカイツリーが良く見える。この近辺は小さな職人の店が数多く有る場所でいろいろとおもしろい。
やすり店に行く前にチト休憩って事で喫茶店で涼みがてらアイスコーヒーを飲んだりしたが、この辺は東京だけどのんびりしていてなかなか良いね。ゴチャゴチャはしているけど、時間はのんびりと流れている。悪くない。
深沢やすり店とスカイツリー 深沢やすり店の見た目
写真では軽く店主が見えているが、この店、これが奥行の全てである。
間口は見ての通りなので、要するに一人分のスペースしかない。すごく狭いと言うか、作業スペースのみである。
ここで代々受け継がれた匠の技術も受け継ぐ人が居ないそうである。寂しい限りである。
目的も無くブラブラしている若者諸君、弟子入りしてみたらどうか。職人ってのは良いぞ。

ここで、一本でギターの弦を全てまかなう、厚みが連続的に変るタイプのやすりを発注。
自分がイメージしていたのとは若干ちがうんだが、あちらも職人、やすりの製作には当然こだわりを持たれている。
サンプルも見せてもらい仕事の精度は間違いないし、刃の横部分のニュアンスは伝ったので一番細い所と太い所のサイズを指定するだけにして、後はお任せした。俺も職人だからね、その辺は納得した。
道具に俺の方が慣れて行けば問題無いと思われる。
意図的に厚みを変えてあるやすりのできあがりが楽しみである。
(加工精度が悪くて厚みが安定していない物はあるが、意図的に幅を変えてあるやすりは一般的には存在しない)

この後、帰るまでにはまだ時間があるって事で、すぐそこに見えているっぽいスカイツリーにでも行ってみるかって事になって、行ってみたんだよ。帰りの東京駅はここからそんなに離れてないしね。(基本無計画なのだ)

デカ杉遠くで見る分には良いが、下まで来てみたらデカすぎ。デカすぎて写真では伝わらないな。
で、エレベーターに乗るまでに約1時間並んでチケット買って、また並んで、ギュウギュウ詰めのエレベーターに乗ったら350m地点までたったの数十秒で到達。あまりにあっけない。
展望デッキは確かに高い。350mって言ったら東京タワーの一番高い所の先っちょの細い所よりもさらに高い。東京が一望できてシムシティのメガロポリスを見ているようだ。
なんか気持ち悪い色も変だし、ゴチャゴチャしてなんか気持ち悪い東京。どっち方面か知らない。
しかし、アレがないんだよ。望遠鏡。100円入れて覗くヤツな。
有ったのかもしれないけど、人が多すぎてそれどころじゃ無いよ。
さらに上の450m地点の所かな、天望回廊って所があるんだが、ここは別料金。¥1000である。
350m地点の天望デッキまでで、既に¥2000払っている。合計¥3000。
ちなみに浜松にある遊園地パルパルの一日フリーパスチケットは¥3900である。

高い、高すぎる。しかも、そこから先のエレベータも順番待ちがえらいことになってる。
そして、おそらくエレベーターもギュウギュウ詰めは間違いない。
そんなにめんどくさい事をして、あと100m上がる事に意味を見出せない。せっかく来からとか記念にとか、そういうこともどうでも良い。
と言う事で、あっさりあきらめて展望デッキを一周したら(正確には降りる場所を通り越して二周してしまったが)さっさと帰ったのである。(そもそも、ここは予定に入っていない。無計画なので行っても行かなくても関係ない)
俺たち夫婦はそういうところは非常にドライなのである。

このスカイツリー、帰りのエレベーターもギュウギュウ詰めであるからして、だいたい2時間強、混み混みかギュウギュウ詰めなのだ。
「おもてなし」なんてのが流行っているが、どこに行っても人だらけ。電車でどこでも行けるが、有名な所は基本ギュウギュウ詰め。
なんて所だ、東京。