目次
エレキギターを始めたいと思ったあなたへ
「あの曲を弾いてみたい!」
「友だちとバンドを組んで文化祭に出たい!」
「新しい趣味としてギターを始めてみたい!」
そんな気持ちが芽生えたときこそ、ギターを始める絶好のタイミングです。
でも、いざギターを選ぼうとすると、種類も値段もいろいろあって「どれを買えばいいの?」と迷ってしまうもの。最初の一本は、誰もが悩みながら選ぶものです🤔
この記事ではこれからギターを始める方が安心して“最初の一本”を選べるよう選び方のポイントについてわかりやすくご紹介していきます!
ぴったりの一本を見つけて
楽しいギターライフを始めましょう!
エレキギターの基本構造と種類
エレキギターは複数のパーツで構成されています。
名前だけでも知っておくと、楽器仲間との会話やギター選びがぐっとラクになりますね!
ギターの胴体部分は「ボディ」、弦を押さえる長い部分は「ネック」と呼ばれます。音を拾うマイクのような役割をするのが「ピックアップ」です。
それぞれの要素が絡み合って、そのギターならではのサウンドキャラクターを作り上げています。
ルックス/サウンド共に好みの楽器に出会えた時の感動は言葉に出来ません。
エレキギターにはいくつかの代表的なスタイルがあり、それぞれ形や音の特徴が違います。
ここでは特に人気のある4つのタイプをご紹介します。
■ ストラトキャスター(Stratocaster)
エレキギターといえばコレ!と言える超定番モデル。
なだらかなシェイプによる弾き心地の良さと、幅広いジャンルに対応できるサウンドバリエーションが魅力。
ピックアップのバリエーションを含め、多数の選択肢があります。
おすすめジャンル: ポップス、ロック、ブルース、ファンクなど
■ レスポール(Les Paul)
ストラトキャスターと対をなす定番モデル!
バイオリンのような美しいアーチトップ形状が高級感を演出します。
ピックアップやボディ構造の違いにより、ストラトと比べて太く暖かみのあるサウンドを得意とします。
おすすめジャンル: ロック、ハードロック、メタル、ジャズなど
■ テレキャスター(Telecaster)
エレキギターの元祖モデル。シンプルながら洗練されたスタイルは完成から70年以上たった現在でも支持され続けています。
カッティングを主体としたリズムプレイはもちろん、アコースティックな鳴りを活かしたギタボでの使用にもGoodです!
おすすめジャンル: カントリー、ポップス、オルタナ、パンクなど
■ SG(Solid Guitar)
薄く、シャープなルックスが印象的なモデル。軽量な個体が多く、取り回しに優れます。
また、高音まで余裕で指が届く演奏感に優れたシェイプである点も見逃せません。
軽快さと粘りを兼ね揃えたサウンドを奏でます。
おすすめジャンル: ハードロック、パンク、ヘヴィメタルなど
それぞれ見た目も音も個性があるので、「自分がどんな音楽をやりたいか」や「見た目の好み」も大切にして選んでみましょう❗️
初心者におすすめの選び方ポイント
エレキギターを選ぶとき、値段やデザインだけで決めてしまうのは少しもったいないかもしれません。
長く楽しく続けるためには、自分に合った一本を選ぶことがとても大切です。
この記事では、これからギターを始める方に向けて失敗しにくいギター選びのポイントをご紹介します。
■ ①演奏スタイルや好きな音楽ジャンルから選ぶ
まずは「どんな曲を弾きたいか」を何となくでいいので考えてみましょう。
ロックをやりたいならパワフルな音が出るモデル、ポップスや弾き語りが好きならクリーントーンがきれいなモデルなど、ギターによって向いているジャンルが違います。憧れのアーティストが使っているギターを参考にするのもおすすめです!🌟
■ ②手の大きさや体格に合ったサイズ感
ギターは見た目がカッコよくても、自分の体に合っていないと少し弾きにくく感じることもあります。
ネックの太さやボディの大きさは、実際に構えてみないと分からない部分も多いです。
ぜひ一度店頭で手に取って、あなたにとっての“しっくりくる一本”を体感してみてください。
とはいえ、見た目にグッときた一本なら、少しくらい馴染まない部分があっても気にしない方が幸せです!🌟
■ ③重さとバランスもチェック!
エレキギターはモデルによって重さに差があります。
軽いものは長時間の演奏でも体に負担が少なく、扱いやすさが魅力です🌟
一方、ずっしりとした重さのあるギターは、厚みのあるサウンドや安定感が魅力。
ストラップをつけたときの「ヘッドの下がりやすさ」など、バランスも選ぶ際の大事なポイントです!🌟
■ ④予算と価格帯を考えよう
エレキギターの入門モデルの本体価格は、おおよそ3万円〜6万円ほどが相場です。
アンプやアクセサリーがセットになった「初心者セット」を同時にご購入いただければ、始めるのに必要なものがひと通り揃うので安心です。
もちろん、必要なものだけを個別にお見積もりすることも可能ですので、ご予算に合わせてお気軽にご相談ください!🌟
■ ⑤色やデザインの“ときめき”も大切!
毎日触れる楽器だからこそ、「カッコいい!」「これが好き!」と感じるデザインも大切な選ぶ基準です。
実際、見た目に惹かれて練習が楽しくなったという声はとても多いんです。
直感で「これが弾きたい!」と思える一本なら、きっと長く大切にできますよ。🌟
エレキの音はココで決まる!ピックアップ比較
■ シングルコイル
ストラトキャスターやテレキャスターに使われているのが「シングルコイル・ピックアップ」。
その名の通り、ひとつのコイルでできていて、シャキッとした輪郭のあるサウンドが魅力です。
音の立ち上がりも早く、繊細なニュアンスもしっかり表現できます。✨
■ ハムバッカー
レスポールやSGなどに搭載されている、ちょっと大きめのピックアップが「ハムバッカー」。
ふたつのコイルを並べた構造で、シングルコイルに比べてノイズに強く、太くて力強いサウンドが特徴です。
歪ませたときの迫力もバツグンで、ロックやハードな音楽との相性も◎。✨
■ P-90
構造はシングルコイルですが、コイルの巻き方が独特で、Fender系のシングルよりもあたたかみのある音が特徴です。
“シングルとハムの中間”と評されることも多く、幅広いジャンルに対応できるピックアップです。✨
ギター選びに正解はありませんが、「弾きたい」「使いたい」と思える一本と出会えたときがベストタイミング!
たくさん在庫してますので、ぜひお店に来てご覧ください!
ギターを始めるときに必要なものまとめ
これからギターを始めるなら、本体のほかにもいくつか揃えておきたいアイテムがあります。
はじめに必要なものをまとめたので、買い忘れがないかチェックしてみましょう。
■ 揃えておくと安心なものリスト
・エレキギター本体
・小型アンプ(自宅練習用)
・シールド(ギターとアンプをつなぐケーブル)
・チューナー(音程を合わせる機器)
・ピック(2〜3枚あると安心)
・ストラップ(立って弾く場合に使用)
・ケース(持ち運び・保管用)
・教則本や動画教材(あればさらに安心)
ソニックスでは、これらをまとめた「エレキギター・スターターセット」もご用意しています。
その日からすぐに始められる、初心者にぴったりの安心セットです。
お客様からよく聞かれること、答えます!
Q. 安価なギターは避けたほうがいいのでしょうか?
A. 「安いからダメ」ということはありません。
きちんと調整されていれば、リーズナブルなモデルでもしっかり弾きやすく、最初の一本として十分に活躍してくれます。
Q. 通販とお店での購入、どちらがおすすめですか?
A. ネット通販も便利ですが、ギターはネックの太さや重さ、バランスなど、体との相性がとても大切です。 店頭なら実際に構えて試奏したり、スタッフに相談しながら選べるのが大きな魅力です。ぜひご来店ください!
Q. 中古ギターはやめておいたほうがいいですか?
A. 中古でも、しっかり調整されていればまったく問題ありません。
ソニックスでは30年以上の実績をもとに、すべての中古ベースを丁寧に点検・調整して販売していますので、安心してお選びいただけます。
Q. シングルとハム、どっちがおすすめですか?
A. シングルコイルは明るくシャープな音が特徴で、カッティングやクリーントーンにぴったり。
ハムバッカーは太くてパワフルな音が出せるので、ロックや歪みを使うプレイに向いています。
どちらも個性があり、続けていけばきっと両方欲しくなるのがエレキギターの楽しいところ。
初めは「これ弾いてみたい!」と思った方を選ぶのが、最高のスタートです!
はじめての一本におすすめ!タイプ別紹介
「どれを選べばいいのか分からない…」
そんな方のために、おすすめのモデルをタイプ別でご紹介します。
【エントリーモデル|最初の1本にぴったり】
■ Squier Affinity Series
(スクワイヤー/アフィニティシリーズ)¥36,520〜
ストラトやテレキャスターの形をベースにしたFender直系の入門モデル。
軽くて弾きやすく、ジャンルを問わず使いやすい万能型。
👉 「最初のストラトはこれで間違いなし!」
■ Bacchus Universe Series RSM Model
(バッカス/ユニバースシリーズ)¥33,440〜
日本ブランドが展開するコスパ抜群の初心者向けシリーズ。
手頃ながらもしっかりした作りと安定した音が魅力。
👉 「価格以上の満足感。国内ブランドの底力を体感!」
※「RSM」は“ローステッドメイプル”の略称です。
【スタンダードモデル|少しこだわりたい方へ】
■ Epiphone Les Paul & SG
(エピフォン/レスポール & SG)
本家Gibsonの弟分的ブランド。
太くて力強いロックサウンドが特徴で、見た目もサウンドも存在感あり。
👉 「王道のロックサウンドを体感したいならこの1本!」
最近は新品の入荷が少なめ。中古での出会いがおすすめです!
■ Sterling by Music Man AXIS
(スターリン/アクシス)¥69,850〜
EVH系のルックスと軽快な演奏性が魅力。
取り回しやすく、弾いていて楽しいギター。
👉 「手にした瞬間からノリのいいサウンドが楽しめます」
【ステップアップモデル|長く使いたい方に】
■ PRS SE Custom24
(ポール・リード・スミス/カスタム24)
高級感ある見た目とバランスの良いサウンドで、ロックからクリーンまで幅広く対応。
入門からステージまでこれ1本でOK。
👉 「初心者にもやさしい、見た目も音も“本格派”」
■ Fender Standard Series
(フェンダー/スタンダードシリーズ)¥88,000〜
この春大注目、本家Fenderの新作スタンダードライン。
ストラト・テレの本格的なサウンドを体感したい方におすすめ。
👉 「“いつかはFender”を今から始めたい人へ」
【こだわり派モデル!人とは違う一本を】
■ Gretsch Electromatic Series
(グレッチ/エレクトロマチック)¥93,500〜
クラシカルで個性的なルックスと、ジャキっとした芯のあるサウンドが魅力。
ロカビリーやオルタナティブロックなど、他のギターでは出せない独特のキャラクターが欲しい方にぴったり。
👉 「人と違う“音とルックス”を手に入れたいならコレ!」
■ Fender Acoustasonic Standard Series
(フェンダー/アコースタソニックスタンダード)¥99,000〜
エレキのような見た目でありながら、アコースティックとエレクトリックをシームレスに切り替えられる次世代モデル。
弾き語りからライブパフォーマンスまで幅広く活躍できる一本。
👉 「1本で何役もこなせる新感覚ギター。音楽の幅をぐっと広げたいあなたに」
■こんな選び方もおすすめ!
・見た目重視なら → PRS SEやSterling AXIS
・定番スタイルを体験したいなら → Squier / Bacchus
・太めの音でロックを弾きたい → Epiphone Les Paul
・長く付き合える1本が欲しいなら → PRS / Fender Standard
・エレキもアコギも楽しみたい → Fender Acoustasonic
まとめ|最初の一本は「愛着」で選んでOK!
ギター選びのポイントをご紹介してきましたが、最終的にいちばん大切なのは「このギター、なんかいいな」という直感的な気持ちです。
スペックや予算で選ぶのも大事ですが、やっぱり「好きになれるかどうか」が、長く続けるためのいちばんの原動力です。
初心者のうちは、うまく弾けるかどうかよりも、「楽しい!」と感じられるかどうかが何より大切です。
毎日触りたくなる、自分だけの一本を見つけてください。
もし迷ってしまったら、ぜひお店でスタッフに相談してみてください。
あなたの「これだ!」に出会えるよう、しっかりサポートさせていただきます。