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エレキベースを始めたいと思ったあなたへ
「あの曲のベースラインを弾いてみたい!」
「友だちとバンドを組んで文化祭に出たい!」
「新しい趣味としてベースを始めてみたい!」
そんな気持ちが芽生えたときこそ、ベースを始めるベストタイミングです。
でも、いざベースを選ぼうとすると、種類も価格もさまざまで「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうもの。実は、最初の一本で悩むのは誰もが通る道なんです。
この記事では、これからエレキベースを始めたい方に向けて、“最初の一本”を安心して選べるように、選び方のポイントをわかりやすくご紹介していきます。
あなたにぴったりの一本を見つけて
楽しいベースライフを始めましょう!
エレキベースの基本構造と種類
エレキベースは複数のパーツで構成されています。
名前だけでも知っておくと、楽器仲間との会話やベース選びがぐっとラクになりますね!
ベースの胴体部分は「ボディ」、弦を押さえる長い部分は「ネック」と呼ばれます。音を拾うセンサーのような役割をするのが「ピックアップ」です。
このピックアップが音のキャラクターに大きく影響するポイントになります。
ベースにはいくつかの代表的なスタイルがあり、それぞれ形や音の特徴が違います。
ここでは特に人気のある4つのタイプをご紹介します。
■ ジャズベース(Jazz Bass/JBタイプ)
細身のネックと2基のピックアップによる幅広い音作りが魅力。スラップ奏法にも相性が良く、ファンクからジャズ、ロックまで幅広く対応できます。
おすすめジャンル: ファンク、ジャズ、フュージョン、ロック など
■ プレシジョンベース(Precision Bass/PBタイプ)
丸みのあるシンプルなデザインと、太くて力強いサウンドが特徴。ピックアップが1つのみで操作もシンプルなので、初心者にも扱いやすい王道モデルです。
おすすめジャンル: ロック、パンク、ポップス など
■ スティングレイタイプ(StingRay/MMタイプ)
大型のハムバッカーピックアップとアクティブ回路による、パンチのある攻撃的なサウンドが特徴。音作りの幅も広く、存在感のあるベースラインが出せます。
おすすめジャンル: ロック、メタル、ファンク、ポップス など
■ モダン系ベース(多弦ベースやシグネチャーモデルなど)
5弦・6弦ベースなど、より広い音域をカバーできる現代的なスタイル。ジャンルにとらわれないプレイやテクニカルな演奏に向いています。
おすすめジャンル: メタル、プログレ、ジャズ、現代ポップス など
それぞれ見た目も音も個性があるので、「自分がどんな音楽をやりたいか」や「見た目の好み」も大切にして選んでみましょう❗️
初心者におすすめの選び方ポイント
エレキベースを選ぶとき、値段やデザインだけで決めてしまうのはちょっともったいないかもしれません。
長く楽しく続けるためには、自分の体格やプレイスタイルに合った一本を選ぶことがとても大切です。
この記事では、これからベースを始める方に向けて失敗しにくいベース選びのポイントをご紹介します。
■ ①演奏スタイルや好きな音楽ジャンルから選ぶ
まずは「どんな音楽を演奏してみたいか」を考えてみましょう。
ロックやパンクならゴリッとした太いサウンドが出せるモデル、ファンクやR&Bならスラップ奏法がしやすいモデルなど、ベースには向いているジャンルがあります。
「好きなアーティストやベーシストが使っているモデル」を参考にしてみるのも良いスタートです!🌟
■ ②手の大きさや体格に合ったサイズ感
ベースはギターよりも全体的にサイズが大きく、ネックも長めなので、手の大きさや体格との相性はとても重要です。
ネックの太さや重さ、ボディのフィット感は、実際に構えてみないとわからないことも多いです。
ぜひ店頭で一度手に取って、自分に“しっくりくる”感覚を確かめてみてください。
もちろん、「見た目にビビッときた一本」なら、少しくらい弾きにくくても気にせず楽しむのもアリですよ!🌟
■ ③重さとバランスもチェック!
ベースはモデルによってかなり重さが異なります。
また、ストラップをつけたときに「ヘッド側が下がってこないか(ヘッド落ち)」も見落としがちなチェックポイントです。
バランスの良さは、快適な演奏につながります。🌟
■ ④予算と価格帯を考えよう
入門用のエレキベース本体の価格帯は、だいたい3万円〜6万円が相場です。
最初から必要なものがすべて揃った「初心者セット」もあり、チューナー、ストラップ、ケーブルなどの周辺機器を別々に買い足す手間が省けて安心です。
もちろん、必要なものだけを個別に選んでお見積もりすることも可能ですので、ご予算に合わせてお気軽にご相談ください!🌟
■ ⑤色やデザインの“ときめき”も大切!
毎日触れる楽器だからこそ、「カッコいい!」「これが好き!」と感じるデザインも大切な選ぶ基準です。
実際、見た目に惹かれて練習が楽しくなったという声はとても多いんです。
直感で「これが弾きたい!」と思える一本なら、きっと長く大切にできますよ。
ベース選びに正解はありませんが、「弾きたい」「使いたい」と思える一本と出会えたときがベストタイミング!
いろんなモデルをたくさん在庫してますので、ぜひお店に来てご覧ください!
ベースを始めるときに必要なものまとめ
これからベースを始めるなら、本体のほかにもいくつか揃えておきたいアイテムがあります。
はじめに必要なものをまとめたので、買い忘れがないかチェックしてみましょう。
・エレキベース本体
・小型ベースアンプ(自宅練習用)
・シールド(ベースとアンプをつなぐケーブル)
・チューナー(音程を合わせる機器)
・ピック(指弾きであれば不要)
・ストラップ(立って弾く場合に使用)
・ケース(持ち運び・保管用)
・スタンド(室内保管用)
・教則本や動画教材(あればさらに安心)
ソニックスでは、これらをまとめた「エレキベース・スターターセット」もご用意しています。
その日からすぐに始められる、初心者にぴったりの安心セットです。
↓ソニックスのスターターセットはこちら↓
お客様からよく聞かれること、答えます!
Q. 安価なベースは避けたほうがいいのでしょうか?』
A. 「安いからダメ」ということはありません。
きちんと調整されていれば、リーズナブルなモデルでもしっかり弾きやすく、最初の一本として十分に活躍してくれます。
Q. 通販と店頭購入、どちらがおすすめですか?
A. ネット通販も便利ですが、ベースはネックの太さや重さ、バランスなど、体との相性がとても大切です。
店頭なら実際に構えて試奏したり、スタッフに相談しながら選べるのが大きな魅力です。ぜひご来店ください!
Q. 中古のベースはやめておいた方がいいですか?
A. 中古でも、しっかり調整されていればまったく問題ありません。
ソニックスでは30年以上の実績をもとに、すべての中古ベースを丁寧に点検・調整して販売していますので、安心してお選びいただけます。
Q.アクティブとパッシブの違いって何でしょうか?
A.アクティブは電池を使うタイプで、音量や出力が安定しており、どんな環境でもしっかり抜けるサウンドが出せます。
パッシブは電池不要で、音の強弱やタッチのニュアンスが表現しやすく、自然なダイナミクスが魅力です。
Q. 最初の一本に5弦ベースを選んでも大丈夫ですか?
A.最近では5弦ベースを前提に作られた楽曲も多く、5弦はすっかり一般的な選択肢になっています。
最初は少し幅広に感じるかもしれませんが、慣れれば音域も広くてとても便利です。
演奏の幅を広げたい方にはぴったりの選択肢です。
はじめての一本におすすめ!タイプ別紹介
「どれを選べばいいのか分からない…」
そんな方のために、おすすめのモデルをタイプ別でご紹介します。
【エントリーモデル|最初の1本にぴったり】
■ Squier Affinity Jazz Bass / Precision Bass
(スクワイヤー/アフィニティーシリーズ)
Fender直系ブランドによる定番エントリーモデル。
幅広いジャンルに対応できる万能ベース。
👉「最初のフェンダースタイルはこれで間違いなし!」
■ Bacchus Universe RSM Series
(バッカス/ユニバースシリーズ)
日本ブランドならではの高コスパモデル。
しっかりした作りと鳴りで、初めてでも安心して弾ける一本。
👉「価格以上のクオリティ。最初の一本にぴったり!」
【スタンダードモデル|少しこだわりたい方へ】
■ Fender Standard Series Jazz Bass / Precision Bass(フェンダー/スタンダードシリーズ)
入門機の枠を超えた、実力派プレイヤー。
Fenderらしさをしっかり感じられる、頼れる一本です。
👉「“いつかはFender”を今から始めたいあなたに」
■ Sterling by Music Man SUB Series StingRay
(スターリン /SUBシリーズ)
個性的なルックスとパンチのあるアクティブサウンドが魅力。
スラップも指弾きも気持ちいい!
👉「ファンキーな低音が欲しいならこれ!」
【ステップアップモデル|長く使いたい方に】
■ Fender Player Series Jazz Bass / Precision Bass
(フェンダー/プレイヤーシリーズ)
本家Fenderによる本格派スタンダードライン。
サウンドもルックスも妥協なし。
👉「“いつかはFender”を今から始めたいあなたに」
■ Bacchus WL5-AGED/RSM Global Series
(バッカス/グローバルシリーズ)
レリック仕上げとローステッドメイプル採用の高品位モデル。
音も見た目もこだわりたい方に。
👉「育てる楽しさも味わえる、こなれた1本」
【アクティブモデル!現代的な音作りを楽しみたい方へ】
■ Sadowsky MetroExpress Series
(サドウスキー/メトロエクスプレスシリーズ)
NY生まれの高級ブランドが手がける洗練されたアクティブサウンド。
軽量で操作性も抜群。
👉「ヌケのいい音と抜群のプレイアビリティを両立!」
■ Warwick RockBass Streamer Standard 5
(ワーウィック/ロックベースシリーズ)
力強く芯のある低音と、扱いやすい設計が特徴のアクティブ5弦モデル。
👉「多弦+アクティブに挑戦したい方の強い味方!」
■ こんな選び方もおすすめ!
・安心して始められる高コスパモデルを探している方に
→ Squier / Bacchus Universe
・パワフルで個性的なサウンドが欲しい方に
→ Sterling StingRay / Bacchus AGED
・新しいFenderの魅力を体感したい方に
→ Fender Standard Series
・本格的なフェンダーサウンドでステップアップしたい方に
→ Fender Player Series
・モダンなアクティブサウンドを楽しみたい方に
→ Sadowsky / Warwick
まとめ|最初の一本は「愛着」で選んでOK!
ベース選びのポイントをご紹介してきましたが、やっぱりいちばん大切なのは「このベース、なんかいいな」と感じる直感的なフィーリングです。
スペックや予算も大切ですが、毎日触りたくなるような一本に出会えれば、自然と続けたくなるものです。
最初のうちは、うまく弾けなくても大丈夫。まずはアンプから響く太い低音にワクワクできるかどうか、それが何より大切です。
もし迷ったときは、ぜひ店頭でスタッフにご相談ください。
あなたの「これだ!」と思えるベースに出会えるよう、全力でサポートいたします。