俺のF4:13

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昨年の12月に購入したF4:13、始めて購入したロードバイクで何が何だかわからないままひたすら走り、ようやくちゃっんと走れるようになった気がする。
最初の頃はビンディングに慣れず、一ヶ月も普通の靴で乗ってみたり、どうやってもうまいことダンシングできずクロスライダーより遅かったりとF4:13は完全に宝の持ち腐れ状態だったわけだが、最近どうにかバイク自体の良さが体感できるようなそんな感じになってきた。


このF4:13はメーカー曰く、グランフォンドモデルでロングライドを快適に走るためのモデルと言う事になっている。
グランフォンドというのは100~200km程度をタイムや順位を競わずに走るイベントで、先頭集団こそそれなりのハイペースだが、中盤以降はツーリングペース、最後尾集団はピクニック気分のお気軽市民マラソンみたいなやつだ。
コースはかなりアップダウンがあり、ハイペースではハードなコースだがマイペースで走れば150km位はどうって事はない。数カ所あるチェックポイントでは大量の食べ物や飲み物があり、場合によってはグルメコースなんて言う楽しそうなコース設定もあったりする。
ってことで、グランフォンドモデルで快適ロングライド指向のフルカーボンバイクと来れば、普通は体に優しいバイクかと思うだろう。
ところがである、F4:13の実際はそんな感じではないのだ。

最初の頃は他のバイクに乗ったことがないので、これで乗り心地が(・∀・)イイのだと思っていたが、何台か他のバイクにちょこっと乗ってみたりしたら「あれ?」って感じなのだ。
たいがい何に乗っても走り出した瞬間に優しさが伝わってくる。フレームがカーボンでもアルミでも柔らかく優しい感じがするのだ。
そう、F4:13は勝利至上の剛性最優先モデルではないが、かと言って乗り心地の良い体に優しいバイクではないのだ。
低速域ではかなり硬派なバイクで、乗り心地が(・∀・)イイなんて宣伝文句を鵜呑みにするとこんなはずではと後悔するかもしれない。
以前ピナレロ社が主催するグランフォンドの映像を見たんだが、プロの招待選手も多く、コース設定も最長コースはかなりハードだ。おそらく、プロのレースをしようと思えば十分可能なコースだと思う。
先頭集団はこのコースを40km/h程度で走っている。プロ選手は軽く流している程度かもしれないが、集団とは言えアマチュアにはかなりのハイペースだ。
F4:13はこのスピード域でアップダウンが連続するコースを100km以上走ると具合が良いようなそんなバイクなのだと思う。
実際、35km/h前後で巡航すると、良い具合に路面からのショックを吸収する。ケイデンス100以上、この速度域で1時間、2時間と走ることができるようになって始めてわかったことだ。20km/h台で走っていても良さはわからん気がする。
のんびり走るのには全くもって向いていないが、元々加速性は良く、ある程度の速度域以上になればとても気持ちが良いバイク。それがF4:13だ。


tencho posted this in アスリートへの道 on .


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Comments

  • 四十雀 より:

    グランフォンドは、あちらでは例えばツール・ド・フランスのコース等レースと同じコースを走ってますね(笑)
    したがって1級山岳等と言ったスペシャルな設定があったりするんですね。
    まあ、柔なバイクでは・・・ですね。
    デローサ、コルナゴ等のバイクも快適だけど素人には、辛いだけのバイクらしいですね。

  • てんちょー より:

    よく考えてみればわかることなんだが、スポーツとしてロードバイクに乗る事はただ楽なことが快適なのとはちょっと違うってことだな。
    スポーツとして快適というのは、自分の体力を使い切るとか日頃の練習の成果が出るとか目標を達成するとかそう言うことなのだと思う。
    辛さを乗り越えて初めて心地良さがわかるってスポーツの基本だもんな。

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