マイケル・シェンカー
ダイヤモンドホールである。ホールと言っても○○会館とか○○体育館とは違う。
ちょっとでかいライブハウスのような所でイス無しのスタンディングだ。
早い話、客席は隙間無く人がギュウギュウの状態。演奏開始と同時に片足が浮いてしまう様な状況である。
もう、暑い、屋内で押しくらまんじゅうをしているようなモノなので、開始直後から汗だくだ。
俺ももうすぐ40歳だ。このような状況は久しく経験していない。
周りの人たちの年齢層も似たようなもので無関係な人が見たらさぞかし異様な光景だろう。
しかし、目の前でギターを弾いているのはマイケル・シェンカーだ。手が届くくらいの距離。
これはもう凄い事だ。マイケル・シェンカーを見るのは初めてではないが、さすがにこの距離はない。まさに至近距離。
実際にマイケルに触ってしまったぐらいである。
新しいアルバムからも数曲あったが、往年の名曲はきっちり演奏してくれる。さすがである。
アソートアタックで始まってテンションはいきなり上がりっぱなし。もう大変だ。
特にアンコールでの演奏になったドクタードクター~ロックボトムではもう感無量、俺は本気で泣いてしまったよ。
これまで大好きなアーティストの演奏を見て鳥肌が立つとかジーンと来る事はあっても涙が出てくると言う事はなかった。
今日は本当に涙が出てきて自分でもビックリしたよ。
最も影響を受けやすい年齢の時に強烈な洗礼を受けた事って一生抜ける事はないんだな。
感動の涙なんて久しぶりだ。この年でそんな感動を味わえる、それも自分の事ではなく人が何かをしているのを見てそんな事になるなんて、幸せな事だな。
名古屋でライブを見るとなれば、まぁあれだ。ライブ以外にも遊んで帰るわけだ。
大人の男の遊びと言えば、飲む打つ買うのどれかって事で相場は決まっている。全部の場合もあるが…
今日はこちらの方もかなりのアタリ!だ。非常に充実した休日であったと言う事で今日のブログを締めさせてもらおうか。