やっと、モチベーション回復してきたぜ

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厳しい減量の末、パタヤではっちゃけてしまった俺は、その後モチベーションが上がらなくてな、サボり放題だったわけ。
2月、3月とほぼ何もせず(たまに走るぐらいな)、4月もすっかり怠け癖のついた俺はヘラヘラしてたんだ。
まぁ、あれだ、やる気が出ないならやらなくても良い。トレーニングってのは嫌々やるものじゃないからな。
しかし、暖かくなってなぜかやる気の出たんだよね。自転車はもちろん、ランも筋トレも不思議とやる気になって、毎週のように100km以上の遠出も仕事の後に行ったりしてる。
遠回りの秋葉ダムや牧の原SA、三岳+滝沢展望台、大地野トンネル経由で新東名の浜松SAとか夜中にいろんな所に行ったぞ。
やっぱ自転車は楽しいな。

と、言う事で結構な距離を走っていたら、サングラスが壊れたんだよね。
夜だからサングラスは必要無いと思ったら大間違い。クリアレンズのヤツが無いと目は乾くし、山の中は虫も多いからな。
で、自転車で使うやつはどうしてもラフに扱うし、汗も半端じゃないから、あまり高級品は使えない。適度な値段で夜だけではなく昼間にも対応できる(たまーに昼も走るからな)物が必要だ。
以前はレンズ交換式を使っていたんだが、意外と交換はめんどくさいし、交換できると言う構造上レンズの固定部がやや弱い。
そこでノーズパッドが壊れたのを期に去年、調光タイプを買ってみたんだ。
CoolBikersって言う怪しげなメーカーのやつw

もう何かね、定価からしておかしいわけ、俺が買ったのはスポーツタイプの調光レンズで紫外線の無い時はほぼクリアになるヤツなんだけど、定価39800円って….売価は5980円なのにな
でも、これ思ったより調子が良いんだよ。夜も昼もこれ一本でOK。形状も問題なし、十分に実用になる。
でもね、ガンガン使い出したらね、やっぱ壊れたよ。

ノーズパッドが折れちゃった。メッキがヘボィのか材質に問題があるのか、多分、汗にやられてポキって。
良く見たらさ、メチャ細いし加工精度もどう見ても良くない。こりゃ折れるわな。
前に使っていたAxleyのはガンガン使っても何年か使えたもんな。割と安いとは言えAxleyのは1万円ぐらいだし、基本スポーツグラスだ。
CoolBikersは根本的な部分でスポーツ向きでは無いようだ。ファッショングラスって事かな。

で、他は何ともないのでノーズパッドだけ売ってないかなと探してみたが、どうも無いようだ。仮に有ったとしても本体の値段を考えたら、そんな物買うわけないか。
どうにか直せないかとも思ったんだが、いかんせん細すぎてどうにもならない。彫金用のスポット溶接機とその技術でも無いと無理っぽい。
彫金なんてやった事ないし、溶接機もバカ高いので安物のサングラスを直すのに買えるような物じゃない。
そこで、おれは考えたよ、これは得意の粘土細工で何とかなるのではないかと。
粘土はプロもビックリの超絶技術を持ってるからな。デッサンや図面は必要無い、なんとなくコネコネして削れば多分うまく行くのだ。
俺な、リアルな絵は苦手なんだが、粘土ならスーパーリアルなヤツが作れるんだよ。動物とか作るとリアルすぎて子供が引くぐらいなw

材料はこれだ。
セメダイン エポキシパテ 水中用
エポキシパテ 水中用
あとは、切削加工用に刃物とヤスリでOK。
何でエポキシパテが水中用かと言うと、これと木工用しか持ってなかったからだ。木工用は場所的に具合が悪いので必全的に水中用、これなら大量の汗、水洗いも心配ないし、完全硬化後も少し弾力があるので具合か良い。
こいつを良く練って、粘土状にしてコネコネして形を整えたら硬化を待って削って行く。
取り付け部分はフレームに押し当てて型を取って細部を整形、自分の鼻に合せなから形を仕合げて、鼻に当る部分のゴムを接着すればほぼ出来上がり。
ネジ穴の位値を合せて穴を開けて取り付けれは完成だ。


塗装をしても良かったんだが、塗装してしまうと自作したと言っても信じてもらえないクオリティになりそうだったので、無塗装で良しにした。水中用パテなので剥き出しのままで水分、油分は寄せ付けない。全く問題ないのだ。

自分の鼻に合せたのでフィット感は抜群、適度な弾力があるのでズレにくく、鼻への圧力も減少してスポーツグラスっぽくなったぞ。

最近、ネットで3Dプリンタが話題になっているが、この程度なら手作業で十分行ける。
こっち側から見ると薄くなってるけど、奥側は厚めにしたので意外と丈夫だ。