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初めてのアコースティックギター選び
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初めてのアコースティックギター選び


アコースティックギターを始めたいと思ったあなたへ

「弾き語りがしてみたい!」
「大好きな曲を自分の手で奏でてみたい!」
「気軽に音楽を楽しめる趣味が欲しい!」

そんな気持ちが芽生えたら、アコギを始めるベストタイミングです!

でも実際に選ぼうとすると「ボディの形?」「弦の種類?」「エレアコってなに?」と、意外と知らないことも多くて迷ってしまうもの。🤔

この記事では、これからアコースティックギターを始める方が、自分にぴったりの一本と出会えるよう、選び方のポイントをやさしくご紹介していきます。

アコースティックギターの基本構造と種類

アコースティックギターは複数のパーツで構成され、それぞれが音や弾き心地に影響します。
ギター選びの参考に、ポイントを一緒に確認していきましょう!

・ボディ(胴体部分)
ギターの音を響かせる“箱”の部分。
弦の振動を共鳴させ、ふくよかな音を生み出します。
→ 大きいボディほど音量や低音が豊かで、小さいボディは取り回しがよく繊細な音になります。

・トップ(表板)
音の鳴りに最も影響するボディの表面。

→ スプルースは明るく歯切れのよい音が特徴。クラシックギターによく使われるシダーは、やわらかく暖かい音色が魅力です。

・バック&サイド(側板・裏板)
音の響きや余韻を支える部分。

→ ローズウッドはレンジが広く、深みと華やかさ、豊かな余韻が魅力。
→ マホガニーは中域が豊かで、素直で温かく、まとまりのある音が特徴。

・ネック
弦を押さえる長い部分。

→ 太さや形状が握り心地に影響。手のサイズや握力に合うものだと、弾きやすさが格段にアップします。

それぞれのスタイルには、見た目やサイズ、音色の個性があります。
人気の4タイプを順に見ていきましょう!

■ ドレッドノートタイプ(フォークギター)

豊かな音量とバランスの取れた響きが魅力。
弾き語りやバンド演奏など、幅広く対応。
👉 王道のアコースティックギター!
おすすめジャンル:フォーク、ポップス、ロック、カントリー

■ コンパクトボディ(OO/OOOなど、小型フォーク)

やや小ぶりで抱えやすく、音の輪郭がクリア。
軽いタッチでもきれいに響き、手が小さい方や女性にも人気です。
👉 家での練習や、優しい伴奏・細かな表現を楽しむ弾き語りにぴったり!
おすすめジャンル:ポップス、ジャズ、ボサノヴァ、フィンガーピッキング

■ エレアコ(エレクトリック・アコースティック)

アンプにつないで音を出せるアコギ。
ライブや録音にも対応できる便利さが魅力。
👉 人前での演奏を考えている方に!
おすすめジャンル:ポップス、ロック、フォーク、弾き語り全般

■ クラシックギター(ガットギター)

ナイロン弦を使ったやさしい音色と柔らかいタッチ。
クラシックやボサノヴァ、ソロギターに向いています。
👉 指弾きや優しい響きを楽しみたい方に!
おすすめジャンル:クラシック、ボサノヴァ、映画音楽、フラメンコ(専用モデル)

それぞれ見た目も音も個性があるので、「自分がどんな音楽をやりたいか」や「見た目の好み」も大切にして選んでみましょう❗️



初心者におすすめの選び方ポイント


アコースティックギターを選ぶとき、値段や見た目だけで決めてしまうのはちょっともったいないかもしれません。

せっかくなら、長く楽しく続けられる“ぴったりの一本”を選びましょう!

この記事では、これからギターを始める方に向けて失敗しにくいギター選びのポイントをご紹介します。

■ ①どんな音楽を弾きたいかイメージしてみる

アコースティックギターはタイプによって得意なスタイルがあります。ドレッドノートは音量が豊かで弾き語りや伴奏に強く、OOサイズなどのコンパクトボディは指弾きや繊細な演奏に向いています。クラシックギターはナイロン弦特有のやわらかな音色で、クラシックやボサノヴァ、ソロ演奏にぴったりです。
憧れのアーティストが使っているギターを参考にするのもおすすめです!🌟

■ ②手の大きさや体格に合ったサイズ感

アコースティックギターを選ぶときは、見た目の好みはもちろんですが、体にしっかり“フィット”するかどうかがとても大切です。
フィッティングとは、ギターを実際に抱えてみて、構えやすさや弾きやすさを確かめること。
ネックの太さやボディのサイズ感は、手に取ってみないとわからないことが多いので、ぜひお店で試してみてください。

とはいえ、初めて見たときに「これだ!」と感じた一本なら、少しくらい馴染まない部分があっても気にしない方が幸せです!🌟 使っていくうちに自然と慣れていきますから!

■ ③重さとバランスもチェック!

アコースティックギターの入門モデルは、だいたい2万円台〜6万円台くらいが目安です。初心者セットならチューナー、ピック、クロス、カポ、スタンドなど必要なものがひと通りそろっているので、買ったその日からすぐに始められるのが嬉しいポイント🌟
もちろん、必要なものを個別にそろえることもできますので、気になることがあればお気軽にご相談ください🌟

■ ④見た目の“ピンとくる感じ”も大切に

毎日触りたくなる一本に出会えると、練習もグッと楽しくなります。

「なんだかカッコいい!」「かわいい!」と感じた直感は、実はとても大事。

そうやって選んだギターは、きっと大事な相棒になります。

迷ったときは、ぜひお店に遊びにきてください!
たくさんのギターをご用意していますので、きっと楽しく選んでいただけます。
スタッフも一緒に、あなたにぴったりの一本探しをお手伝いします。


ギターを始めるときに必要なものまとめ


これからアコースティックギターを始めるなら、本体のほかにもいくつか揃えておきたいアイテムがあります。
はじめに必要なものをまとめたので、買い忘れがないかチェックしてみてください。

■ 揃えておくと安心なものリスト

・アコースティックギター本体
・チューナー(音程を合わせる機器)
・ピック(指弾きの場合は不要なこともありますが、2〜3枚あると安心)
・カポタスト(曲のキーを簡単に変えられる道具)
・ストラップ(立って弾く場合に使用)
・ケース(持ち運び)
・スタンド(室内保管用)
・教則本や動画教材(あると上達が早まります)

ソニックスでは、必要なものをまとめた「アコースティックギター入門セット」もご用意しています。
買ったその日からすぐ始められる、初心者にぴったりの安心パッケージです。
また、アコースティックギターは他の楽器に比べ、必要な付属品が少ないのも魅力のひとつ!

↓ソニックスのスターターセットはこちら↓



お客様からよく聞かれること、答えます!



Q. 安価なギターは避けたほうがいいのでしょうか?

A. 「安いからダメ」ということはありません。
きちんと調整されていれば、リーズナブルなモデルでも十分弾きやすく、最初の一本として活躍してくれます。



Q. 通販とお店での購入、どちらがおすすめですか?

A. ネット通販も便利ですが、アコースティックギターはサイズ感やネックの握りやすさ、ボディの抱え心地など、体に合うかどうかがとても大切です。
店頭では実際に抱えて試せたり、スタッフに相談できるのが大きな魅力です。ぜひお気軽にご来店ください。



Q. 中古ギターはやめておいたほうがいいですか?

A. 中古ギターでも、きちんと調整されていればまったく問題ありません。
ソニックスでは30年以上の実績をもとに、すべての中古ギターを丁寧に点検・調整して販売していますので、安心してお選びいただけます。

アコースティックギターは、木材(板材)でできた楽器なので、湿度や温度の影響を受けやすく、形状の変化が起こりやすいものです。
だからこそ、中古品をお探しの方はしっかりとメンテナンスされているお店で購入することをおすすめします。



Q. スチール弦とナイロン弦、どちらがいいですか?

A. スチール弦は音がはっきりしていて弾き語りにおすすめ。ナイロン弦はやわらかく優しい音でソロ演奏に向いています。
ナイロン弦のギターはネックが太めなので、手の大きさや握り心地もチェックしてみてください。


Q. 高いギターと安いギターは、何が違うんですか?

A. 値段の違いは、主に使われている木材の質、パーツの精度、作りの丁寧さによるものです。
高価なギターは、単板(1枚の木材)を使ったり、職人による細かい仕上げがされていて、音の響きや弾き心地が格段に良くなります。
一方で、安価なモデルでもきちんと調整されていれば、初心者の方には十分楽しめるクオリティがあります。

まずは予算や目的に合わせて選び、ステップアップしたくなったら上位モデルを検討していくのもおすすめです。



はじめての一本におすすめ!タイプ別紹介

「どれを選べばいいのか分からない…」
そんな方のために、おすすめのモデルをタイプ別でご紹介します。

【エントリーモデル|最初の1本に最適】

■ S.Yairi YF-04

ドレッドノートよりやや小ぶりなサイズ感で、抱えやすく扱いやすいのが魅力。
手が小さい方や、最初の1本として弾きやすさを重視したい方にぴったりです。
👉 「やさしい音色と抱えやすさで、初めての1本におすすめ!」

■ Bromo Guitars APPALACHIAN BAA2CE

この価格帯からしっかりしたエレアコ仕様。
甘く深いサウンドで弾き語りもライブもカバー。
👉 「コスパ優秀、エレアコ入門に最適!」

【スタンダードモデル|少しこだわりたい方へ】

■ Eastman PCH3-GACE

明るくクリアな音色と美しい木目が魅力。
フィンガーピッキングからストロークまで幅広く対応。
👉 「繊細な表現から迫力の演奏まで楽しめます」

■ DCT DR-742E

トップ単板仕様のエレアコで、この価格帯では驚きの音抜けと響きを誇るモデル。
ステージでも自宅でも、しっかりとしたサウンドを楽しめます。
👉 「コスパ抜群のソリッドトップエレアコ!」

【ステップアップモデル|長く使いたい方に】

■ Taylor Academy 10e

世界的人気ブランドTaylorの入門エレアコ。
コンパクトで抱えやすいサイズ感ながら、低音から高音までバランスよく響くのが魅力。
クリアなサウンドと軽快な鳴りで、初心者からステージプレイヤーまで幅広く愛用されています。
👉 「弾きやすさと音のバランスを求めるならこれ!」

■ YAMAHA LL16 ARE

高級感あふれる外観と深みのある響きが魅力。
トップにはイングルマンスプルース単板、バック&サイドにはローズウッド単板を使用し、ふくよかで伸びやかな音を実現。
さらに独自のA.R.E.処理によって、弾き込まれたようなまろやかさも楽しめます。
👉 「最初から“いい音”を楽しみたいならこれ!」

【こだわり派に|個性が光る一本】

■ Art & Lutherie Roadhouse Denim Blue Q-Dsc

カナダ発の個性派ブランドによる、ブルースやカントリーにぴったりのスモールボディギター。
鮮やかなデニムブルーのサテン仕上げが目を引き、アンティーク感のあるルックスが抜群の存在感を放ちます。
ジャキっとしたサウンドと高い演奏性で、人と違う一本を探している方にぴったり。
👉 「音も見た目も個性を楽しみたい人に」

■ Fender Acoustasonic Standard Series(フェンダー/アコースタソニックスタンダード)

エレキのような見た目でありながら、アコースティックとエレクトリックをシームレスに切り替えられる次世代モデル。
弾き語りからライブパフォーマンスまで幅広く活躍できる一本。
👉 「1本で何役もこなせる次世代ギター!」

 

【クラシックギター|最初の一本におすすめ】

■ ARIA A-20S

入門モデルとして長年愛されてきた、安心の一本。
ナイロン弦のやわらかな響きが魅力で、クラシックギターやソロギターの入門にぴったりです。
👉 「ナイロン弦デビューならこれがおすすめ!」

■ Cordoba FUSION 5(エレガット)

世界的に評価の高いスペイン発ブランド、Cordobaの人気シリーズ。
エレガット仕様でアンプ接続も可能、細めのネックで握りやすく、クラシックはもちろんポップスやボサノヴァまで幅広く対応します。
高い演奏性と洗練されたデザインで、初心者から中級者まで安心して使える1本です。
👉 「クラシックと現代音楽を両方楽しみたい方に」

■こんな選び方もおすすめ!

・抱えやすさ重視なら → S.Yairi YF-04

・エレアコでライブにも挑戦したいなら → Bromo APPALACHIAN BAA2CE / DCT DR-742E

・長く付き合える1本が欲しいなら → YAMAHA LL16 ARE / Taylor Academy 10e

・個性派デザインを楽しみたいなら → Art & Lutherie Roadhouse Denim Blue Q-Dsc

・アコギとエレキの両方を楽しみたいなら → Fender Acoustasonic

・クラシックギターを始めたいなら → ARIA A-20S / Cordoba FUSION 5


まとめ|最初の一本は「愛着」で選んでOK!


ここまでアコースティックギター選びのポイントをご紹介してきましたが、最終的にいちばん大切なのは「このギター、いいな」「ずっと弾いていたいな」という直感です。
スペックや予算も大事ですが、心から好きになれる一本こそが、長く付き合える相棒になります。

アコースティックギターは、弾いたときの生の響きや振動が手に伝わってくるのが大きな魅力。
初心者のうちは上手に弾けるかどうかより、「音を鳴らすのが楽しい!」と感じられることを何より大切にしてください。
毎日手に取りたくなる、自分だけの一本をぜひ見つけてくださいね。

迷ったときは、ぜひお店でスタッフにご相談ください。
あなたにぴったりの「これだ!」という一本に出会えるよう、心を込めてお手伝いします。


 

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