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2011/07/09

ギターに合わせた塗装でネック折れ修理


 

ギブソン ネック折れ 塗装がかなり傷んでいるギターです。
ネック折れの修理方法は、ネック折れ修理2と同じ方法です。この写真でネック中央部分の塗装の痛み具合がわかるかと思います。
完全に木部が露出しており、黒ずんでいます。
この部分は軽く補修を施して、他の部分との違和感が出ない程度に着色してクリア塗装をします。
ギブソン ネック折れ修理中ギブソン ネック折れ修理中 ネック折れ修理2と同じ方法で補強材を接着し、整形します。
整形するとこんな感じになります。
ネック折れ修理前、修理後 左側は普通に塗装した状態。
新しい塗装部分がきれいすぎて、他の部分との違いが大きすぎてしまいます。
右側は元の塗装に合わせて質感を整えた状態。
完全なつや消しではなく、かと言ってテカテカでもない微妙な状態を再現しています。

 

ギブソン ネック折れ 修理完了 ペグが付いたところのアップ。
再塗装を感じさせない仕上がりで、クラッキングのような模様も再現。拡大写真で確認できます。
元々、ボディとネックのジョイント部分やネックとヘッドの境目あたりの色が濃くなっているモデルがありますので,パッと見た感じでは一般の方にネックが折れていたことはわからないと思います。
修理費用は¥60,000(税込)です。

 

激しく変色の進んだフルギターの場合、普通に塗装を施すと違和感が出てしまいますので、他の部分に色と質感を合わせて塗装を施します。
塗りつぶしカラー系のギターの場合、再塗装箇所はほとんどわかりません。
ネック折れFirebirdファイヤーバード(スロット加工)
ネック折れFirebirdファイヤーバード(スロット加工)
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