カーリング、やっぱきびしいか

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予選最終日までをなんとか勝ち越して、首の皮一枚状態で最後の試合をと思ったんだが、その前に力尽きちゃったな。
まぁ、勝負は勝つか負けるかだ。結果的に負けたのはしかたない。
現在の実力では全敗も無い話ではないわけで、健闘したと言っても良いんじゃないか。
今回な、日本の試合を見て思った事があるわけ。
日本が勝ったチームは、アメリカ、イギリス、ロシア。
いずれも、スキップが攻撃的または若く、こういうチームと相性が良いようだ。
また、もしかすると美人が居るチームにも強いのかもしれないが、多分関係ないなww
ちなみにカーリング競技中はかなり強い照明(国際大会は一段と強烈)が白い氷に反射して、常にレフ板効果が出てしまい、美人度が二割増となる。要注意である。
olympic2010russia_0022.jpg
ロシアの美人二人。 向かって左アンナ・シドロワ、右はルドミラ・プリビブコワ
レフ板効果無しでも美人だな。中央はコーチか?
しかし、この二人もいずれ中央のようになってしまうと思うと恐ろしい。
ロシア人は例外なく劣化が激しい。我が家ではこれを「ボルシチ化現象」と呼んでいる。

逆に相性が悪いのは、カナダ、スイス、スウェーデンみたいな渋いスキップのチーム。
スキップのキャリアは30年以上とか珍しくなく、じわじわと真綿で首を絞めてくるような戦術を得意にしている。
チーム青森はこの寝技に持ち込まれ、抜け出せずにそのまま負けている。
相手がこちらに合わせてかみ合ってくれちゃえば勝機があるが、そうではないとなかなか打開できないのだ。


序盤であったカナダ戦はともかく、スイス、スウェーデン戦は何をどうやっても勝てそうにない雰囲気で、向こうだって負けたらやばいはずなのに余裕らしきものさえ感じる。
正直言って10試合ぐらいやっても一、二回勝てたらいい方ではないかと思われる。
そこでだ。
カーリングにも一応、監督というのかヘッドコーチというのか、そう言う人が居る。
ハーフタイムやタイムアウトを取った時に実際に作戦を相談していたりする野暮ったい人な。
この人ってチームが生き残るために、なんか策みたいなものは考えてないのだろうか?
まぁ、考えてないって事はないと思うが、試合を見ている限りではどうにも無策な気がしてな。
海外の強豪チーム相手に、がっぷり四つみたいな試合の仕方でうまく行くとは思えんのだよ。
実際に試合中の話で選手が、あるショット指示に対して(ストーンが)割れるかもしれないと言っているのに対して、割れても良いみたいな返事だったが、もうちっと具体的に割れたらどうする、割れなかった場合はどうするとケースによる次の策を明確にすべきじゃないかと。
なぜそうしなくてはいけないのか、それにより考えられる複数の結果に対してどのように対処していくのか、事前にあらゆるケースを想定してシミュレーションするべきだし、現場でも考え方自体は同じだろう。
そもそも、まともに行っても勝てない相手なのだから、わざと失敗して死んだふりとか意味不明な行動とか何らかの攪乱作戦であったり、おかしな情報を流しまくるとかダメ元でやるべきじゃないかな。
その指示を出し、積極的に情報戦をしかけて、後は全部責任取るから思い切ってやってこいと選手を送り出すぐらいの監督であって欲しかったね。
体力や技術だけでは勝ち上がれないカーリング本来の醍醐味をもうちっと見たかったと思う。


tencho posted this in スポーツ感染 on .

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