潮干狩り
昨日、浜名湖の村櫛に潮干狩りに行ってきた。家の子供とその友達で海でちょっと遊びつつ、潮が引いたところで半分遊びながらの潮干狩りだ。
先週は人がうじゃうじゃ居たらしいが、今週はほとんど誰もいないのでアサリを捕る場所にも困らず好きなだけ捕れる。
アサリを積むボートを借りたり、着替えたり休憩のために海の家を利用するわけだが、ここもガラガラ、と言うより完全貸し切りである。
アサリを捕る場所を海の家のおじさんに聞けば、初めてでも余裕で捕れるのでド素人だけで出かけても大丈夫だ。道具もたぶん貸してくれる。
けちくさいことを言えば海の家を借りなくてもアサリは捕れるのだが、着替えたり海水でベタベタしてるのを洗い流したりするのには借りた方が良いと思う。料金はそんなに高くはないし、スーパーの今時のアサリの値段を考えると十分元は取れる。
ウチと友達のお母さんは海の家でくつろいでいたので、大人は俺一人で子供(それも女の子)が三人、時間も一時間半くらいだが三家庭分の夕食には十分すぎるほどの量が簡単に捕れる。大人二〜三人で本気で捕ったら食べきれないくらいだ。たぶん、売るほど捕れる。
干潮になれば水位は深くても膝下、浅いところは露出して地面になってしまうため、小学生くらいでもわりと安心。たぶんプールよりも安全だろう。日焼けに注意すれば大人も十分楽しめるレジャーとしておすすめだ。
このアサリ、非常に栄養価が高く、デブにおすすめの食材でもある。
カロリーは比較的低いと言われる魚類の半分程度しか無く、カルシウムと鉄分が豊富でタウリンやビタミンも含まれる。造血作用があり、血液を健康な状態に保つ成分が多く含まれるため、貧血気味の人や疲労している人に超おすすめな食材だ。
栄養豊富で低カロリー、デブが陥りやすい高血圧や高コレステロール、肝機能障害、糖尿病に有効、しかも調理方法も簡単で、どう食べても美味いとくればもうデブは絶対に食べた方が良い。かなり理想的なタンパク源である。
さらに言うと、潮干狩りというのは意外と身体を使う。アサリが取れる場所を求めて膝下ぐらいの砂地の海でけっこうな距離を移動するし、アサリがいる場所まで来たら砂を掘らなければいけないのだ。普通に歩くだけでも有酸素運動なんて言われるぐらいで、砂地の海を往復で30分移動して、1時間ぐらい砂を掘ればかなりのカロリー消費である。
普段、腕立て伏せをトレーニングに(大胸筋強化目的の日は300回以上行う)取り入れている俺ですら、夢中で掘りまくっていたのが原因で今日は二の腕が少し張っている。腕立て伏せとは微妙に使う筋肉が違うみたいだ。
二の腕はプルプルで悩んでいる女性が多い箇所だ。ここに効くのだからエクササイズとしてもかなり優秀と言えよう。←日焼け対策だけはちゃんとしないと別な意味で老化するので要注意。日焼けは絶対にしないようにアネッサのゴールド使え。
基本的にはただで晩ご飯の食材が拾える上に、エクササイズにもなる潮干狩り。5月6月あたりがシーズンのように思われがちだが実際は今でも余裕で捕れる。数は若干減るものの、春には小さかったヤツが大きくなるので食べるのにはちょうど良いぞ。春の早いうちにでかいヤツは取られていなくなるから、初心者は今年育ったヤツを捕るのが良いだろう。
まだ夏休みは1週間あるし、子供を連れて行ってみると良い。食べ物を拾うと言う感覚が大変おもしろい。たぶん寒くなるまでは可能だと思われる。