若干天気は悪かったが、やっぱ北海道は涼しくて良いな。昼間でもほぼ汗はかかないし、夜はもう秋の雰囲気だ。
食い物はうまいし、湿度が低くて快適だし、道路は空いていて走り放題、もはや言うこと無しだ。
今回はサンマとムラーノについて書くとしよう。
なお、北海道から帰ってきた日の夜、体重を量ったところ、なんと69.5kgもあった。+3kgちょっと。予想していたとは言え、なかなかの結果である。

サンマの刺身をたくさん食べたんだが、これがチョーうまい。
良く食べ物を写真にとってブログに載せている奴を見かけるが、あまり意味無いよな。したがって写真は無しだ。
そんなもん食べてみなきゃ分からんだろう。
8月の終わり頃からシーズンインなのでとりあえず新鮮なネタを持っているところならどこで食べても美味い。調理は関係ないからな。サンマの寿司も良いし、何ならサンマ丼(どんぶりに生サンマが乗っているだけだ)も良い。
このサンマという魚、秋刀魚と書くぐらいで基本は秋が旬、美味の大衆魚として広く食されている魚だ。特に焼きサンマは日本人なら誰でも食べたことがある日本の秋の味覚の代表格だな。
刺身が非常に美味いのだが残念ながら浜松ではあまり生食用に売られていない。比較的価格が安いため大量に流通するが生食用として流通させるにはコストもかかりあまり出回らないようだ。鮮度が落ちやすく、最初から焼き目的で流通させる方が都合が良いのだろう。非常に残念だ。
微妙な鮮度の生食用は味が落ちることが多く、子供の頃にこう言うまずい魚を食べると魚嫌いになってしまう。
味覚に敏感な子供には絶対にまずい魚を与えてはいけない。幼少時のトラウマは大人になっても抜けないので気をつけてくれ。これは親の責任だ。
北海道ではサンマを生で食べるのは当たり前、大概どこの寿司屋でもサンマがあるし、魚料理屋なら刺身も出てくる。実に魚っぽい味で魚好きなら絶対に感動のはず、魚があまり好きではない人でもまずいとは思わないはずだ。ぜひ食べて欲しい。
今年借りたレンタカーは日産のムラーノ。V6/3.5Lの大型SUVだ。
VQ35はエンジンパワーがあって強力、重量のあるボディを軽々と加速させるのはさすがだ。6速CVTは変速ショックがほとんど無く、勝手にどんどんギアがあがる。これによって普通に走っている分にはエンジンが2000回転を越えることはまず無い。
低回転トルクが凄いのでそこそこのスピードで走っていてもそんなことになってしまう。タコメーターでは一応レッドは7000回転以上のところにあるが、まったくもってそんな領域に入るような事にならないのでちとつまらない。
そこで、マニュアルモードというのを使ってみた。これはなかなか具合が良い。ワインディングに入ったところでマニュアルにすると良い具合でエンブレも使えるし、4000から5000回転のおいしい所も使える、この回転域はものすげーパワーだ。山に入ったらマニュアルで乗ってみるのも良いだろう。
なお、広い直線でベタ踏みもしてみた。しかし、加速感は思ったほどでもない。車重のせいかもしれないが全開にしたからと言って暴力的な加速をするわけではないのだ。もちろん常識的な範疇なら強力な加速ではあるが、バカみたいな加速と言うほどでもない。大型セダンのような加速感でスポーティな感じはない。
一般的な範囲で走っているともの凄いパワーを感じるのに、全開にするとあれ？みたいな感じでちょっと不思議だ。まぁ、高級車的味付けとはこんなものなのかもしれないな。実際かなりのスピードで走っていてもあまり車速感は感じない、かと言って遅く走っていても同じように車速(遅い)感は感じない。
ちょっと表現は悪いかもしれないが、かなり足の速い大型の牛っぽい。足廻りも馬ではなく牛的だ。
インテリアはシートが革張りだが、室内の作りに若干高級感の無さは感じる。皮シートもやたらに滑りが良く俺はあまり好きではない。内装に関してはちょっと野暮ったさを感じる。数年したら古くさく感じると思われる。室内はかなり広く大柄な人でも問題なしだ。
600ｋｍ以上走ったが運転はしやすいし、長時間乗っても疲れるようなことはない。パワーも余裕たっぷりで普通にその辺を走るには無駄に感じるほどだ。
大型セダンをそのままSU化するとこんな感じになるのだろう。こう言うのが好きな人には良い車なのだと思う。
個人的には足の速い牛は必要ないが、たまに乗るならこういう車も良いかもしれん。
体重が3キロ以上増えていたことに関しては特に気にはしていない。食べるだけ食べて何もしなければ増えるのは当然だ。
でもこれはすぐに減る。根拠はないが増える前の66kg台にすぐに戻る予定だ。アスリートの体重は意外と変動するのである。