今日自転車に乗っていて
急に思いついた。
何を思いついたかというと、恐竜のティラノサウルスについてだ。
ジェラシックパークに出てくる最強の肉食恐竜。ただしこれには諸説ある。
恐竜なんて言うのは、化石=骨しか無いので骨格以外は全部想像だ・
色だって良くある図鑑の色とは限らないし、肉付きだってほぼ想像、生態に関しては完全に想像の域を出ていない。
最強の肉食恐竜と言う事すら怪しいぐらいで、実際は腐肉食生物だとという説もあるぐらいだ。
生態の点で諸説あるのは、あの体型が原因だろう。
なんてったって前脚が小さすぎる。いくら何でもおかしい。その上後ろ脚二本で走る二足歩行だと言うからびっくりだ。
現存する動物はもちろんだが、恐竜の中でも特別おかしな形をしているのがティラノサウルス系の恐竜なのだ。
巨大化した頭を持ち、二足歩行するトカゲのでかい奴。しかもその頭の大きさは尋常ではなく、おそらく地球上に現れた生物の中でもダントツにでかい。あまりにもアンバランスだ。
このとてつもなくでかい頭や巨大なしっぽに対して二足歩行するための後ろ足が小さすぎる=筋肉が足りないと言う理由で移動速度は人間より遅かったという説があるくらいで、何かと謎が多い。
どのように食料を調達したかは不明だが、何をどう考えてもおかしなくらい退化した前脚は、もはや無くても困らないレベルだ。
これを見てほしい。
このように二本足で歩く、又は走っていたとされているティラノサウルスなんだが、俺が思うに絶対違う。
以前からおかしいと思っていたんだが、ちゃんと説明が付く説を今日ここで発表しよう。
ほとんどの想像図が頭としっぽでバランスを取るようなスタイルで描かれているためにおかしな事になる。
正しくはこうだ。
ティラノサウルスはもっとこう、直立に近い形で立っていた。そういうことだ。
そして後ろ足はそろえていたのである。その姿勢をイメージしてもらいたい。
そのイメージに最も近い生物がこれだ。
カンガルーである。
歩行と言うより飛び跳ねてたというのが近い。あの巨大なしっぽは飛び跳ねるさいのアシストに使っていたのだ。また方向を変える際にも大変重要な役割を持っていたと考えられる。
これならあの体型でも高速移動が可能だ。二本の足を同時に使うことで巨大な体をより速く移動させることが可能なのだ。
巨大な頭=顎も理にかなっている。獲物にはやや上から飛びつき、重たい頭でぶちかまし、強力な顎でしとめるのだ。
この方法だと、前脚はほとんど必要が無く、ぶちかます場所をガイドする役割を果たせばそれで良い。
は虫類のくせにやたらとでかい頭(は虫類の脳は小さい)もこの説で説明が付く。
あの特異な体型はこの仮説ですべて説明が付き、強力な捕食恐竜であったこともおそらく間違いない。
だいたい死肉を食べるのにあんな体型になる必要はない。知能レベルの低い生物は無駄に体型を変えたりしない。
すべては生き残るためだけに行動し変化する、それを進化と呼ぶのだ。
意味もなく体系を変えるのは人間とそれに飼われたペットぐらいな物だ。
世の学者は皆バカなのだろうかと思えてくるほどすばらしい仮説を自転車に乗りながらひらめいた俺であった。